子育て家庭の保護者の皆さまへ 感染症対策 第12版(2023年5月8日改訂)
2023年5月8日
一般社団法人遊心 代表理事 峯岸由美子
これまで遊心の活動では、感染症対策については国や自治体のガイドラインを参考にガイドラインを設定していました。2023年5月8日をもってコロナウィルス感染症が感染法上「5類感染症」になったことを踏まえ、一連の指針については以下の通りといたします。
with/postコロナの新しい時代に入っています。この間、医療従事者、関係者、また保育福祉教育等、エッセンシャルワーカの皆さまのご尽力には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そして何より、この時代において子どもたちはじめ、ご家族の皆様お一人お一人が、自分のことは自分で守る、セルフエイドの概念を学び、それぞれの安全と安心のために、しっかりと歩んでまいりました。本当に大変だったと思います。
私たち自然体験学習の場では、「セルフエイド=自分の身は自分で守る」ことも、大切な学びのひとつです。このような社会環境の大きな変化の中であっても、子どもたちが自分の力で自律できるような学びの場となるよう、これらかも安全・安心を最優先に、心豊かな成長と生活のための活動を継続してまいります。
●遊心の外遊びに関する方針
複雑で多様な新しい時代の大きな変化の中、特に都市部の生活は、自然に触れる機会も少ないままストレスも大きく感じるようになりました。そのような中で、やはり思うのは、大変な毎日であったとしても、自然のもつ美しさや面白さ、不思議さを日常で感じ、学び、生きることの大切さです。私たちは大きな自然の一部であると同時に、その中で生きる小さな大切な命でもあります。そのため、
一般社団法人遊心は、
都市部における親子の身近な自然遊び活動は、どのような状況の中でも、足元の大地や小さな生き物を愛で、顔を上げ空や風を感じ、様々な生き物の命を感じ、家族とともに自然との喜びを分かち合うことは重要であると考えます。
子どもも大人も、自然との一体感から得られる心の平安、生き物への慈しみを通して、ひとりひとりがしなやかに自律することを目的に、
今後も、活動の安全対策指針・及び行動基準に基づき活動してまいります。
なお指針は感染症対策にとどまらず、活動の基本となる安全対策です。
●安全対策指針
遊心では、国及び地方自治体の定めるガイドラインに則り、感染防止対策等安全対策を講じながら活動を行います。なお、人権的配慮にのっとり、相互に学び合う安全教育を推進します。
●遊心の活動について
- イベントの開催有無にあたっては、参加者及びスタッフに情報を正しく伝え、共有する
- 参加者及びスタッフに「自分の身は自分で守る安全についての考え方=セルフエイド」を徹底するよう促し、また研修等で各自が感染対策をできるような基礎作りを行う
■感染症対策行動基準 2023年5月8日より
感染症対策については、今後各ご家庭での判断となりますが、遊心のイベント等においては、小さな年齢のお子様も多数参加されることから、以下の各項目について事前に確認をお願いします。
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【開催条件】
① マスクの着用等感染対策については各ご家庭での判断となります。
② 感染症にご不安のある方が参加する場合には、マスクの着用など適切にご判断ください。
③ 体調不良の方、及びご家族で体調不良の方がいる方への参加の自粛をお願いすることがあります。
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【参加の手順】<<参加者の皆様へ>>
① 咳エチケットや頻繁な適切な手洗い、マスクの着用などご家庭により判断をしてください。
② 体調に不安がある場合、発熱や咳などの風邪症状がある場合の参加は自粛ください。
ご家族に体調不良の方がいる場合も、お控えいただきますようお願いいたします。
③ フィールドイベントにおいて、体調不良及び感染対策による参加自粛の場合のキャンセル料はかかりません。(ただし事前に通知をして、教材を購入した場合などにつきましては、別途ご相談いたします)
【主催者運営の手順】
① スタッフは状況に応じてマスクの着用、咳エチケットや手洗いなど基本的感染対策をする。
体調に不安がある場合、風邪の症状や発熱などの場合の参加は自粛する。
② 当日受付にて、参加者の検温・体調確認を行う。
③ 安全対策マニュアルを準備し、最新版を用意し、事前シュミレーション・研修・下見等緊急時に備える。
遊心安全対策指針(暑熱環境時)
1. イベント等活動にあたっては、事前の準備、当日の状況把握、救急体制を徹底します。
事前準備 避難箇所、暑さ避け箇所の確認、水分確保箇所等
当日の対応 氷、水の準備、熱中症対応(塩分、糖分、うちわなど)、日陰での実施、休憩の確保、体調の確認等
2. 暑さ指数(WBGT:Wet Bulb Globe Temperature:湿球黒球温度)を指標とした予防対策指針(運動)をベースに以下の判断とします。
① 前日の気象庁発表にて、WBGT温度31度以上 及び熱中症警戒アラート発令時(概ね気温35度以上)の場合 → イベント・活動の中止・または活動場所の変更
② 前日の気象庁発表にて、WBGT温度28~31度以上(概ね気温31~35度以上)の場合 → 熱中症対策をしたうえで、当日の朝の時点での気象庁発表にて最終判断。ただし、保護者の皆様におかれましては、当日の体調等を最優先いただき、無理のない判断をお願いします。
3. この判断によって参加費キャンセル料の支払い等はありません。
4. ご家族様におかれましても、お子様だけでなく、保護者様の「のみもの」「タオル」「帽子」「うちわ」などご準備いただき、気分や体調がすぐれない場合は、無理をしないようご協力をお願いいたします。
※暑さ 指数(WBGT:Wet Bulb Globe Temperature:湿球黒球温度) ・・・熱中症に関連する、気温、湿度、日射・輻 ふく 射 しゃ 、風の要素を積極的に取り入れた指標
■遊心の安全対策
- 遊心では「安全対策マニュアル」を策定し毎年更新を行っています。
- イベント・講座毎に「イベント運営マニュアル」を作成しスタッフ間共有をしています。
- イベント・講座活動時は事前下見、当日下見を行いリスクの洗い出しに努めています。
- スタッフはMFAジャパン社チャイルドケアプラス(乳児、幼児、成人全年齢)の救急法ライセンスを取得しています。(1部他社を含む)
- スタッフは年に数回の安全対策研修を行っています。
- 主催イベントではイベント保険(団体包括)に加入しています。 以上